私は、海外で7年間リフレクソロジスト、セラピストとして様々なことを学び、多くの経験を積みました。その中で、日本には改善すべき点や不足しているものがあることを感じました。私は、これまでの経験を通じて得た知識や技術を活かし、日本におけるセラピーの質を向上するために貢献したいと思いました。

海外では、病気やうつ病などの心身の不調に対して、薬を服用するだけでなく、代替療法やセラピーを取り入れ、自然治癒力を活性化させ、自分の力で健康を回復するという考え方が広く受け入れられています。 そのため海外のセラピストは、心身の健康をサポートする専門家として認知されており、高い知識と技術が求められます。私の同僚には、医師免許を持つセラピストが3人いました。

しかしながら日本では、専門的なカウンセリングや施術を通じて人々の健康に貢献しているにもかかわらず、日本におけるセラピーはまだまだサービス業としてとらえられ、心身の健康をサポートする専門家としての認知が十分に広がっていないように思われます。日本においてセラピーがまだまだ認知されていない理由の一つとして、資格制度が民間資格となっており、短期間の講習を受講しただけで、経験や知識が不足している人でもセラピストとして働くことができることがあります。そのため、セラピストの質にばらつきが生じ、セラピーの信頼性や専門性に疑問を抱く人も多いのかもしれません。

私は、日本でも海外に負けない高いレベルのセラピストを育成し、セラピストが心身の健康をサポートする専門家として認知されるように貢献したいと考えています。 日本においてセラピーの評価を向上させるためには、セラピスト一人一人が高い知識と技術を持つことで信頼を得ることが必要不可欠だと思います。そのためにも、私自身が常に学び続け、経験を積み重ね、そしてその知識や技術を他のセラピストたちと共有することが大切だと考えています。