リフレクソロジー(Reflexology)とは、英語のReflex(反射)とOlogy(学問)をあわせて「反射学」
と訳され、反射療法または反射学と呼ばれており、代替療法・補完療法・緩和ケアとして世界中で広く活用されています。
手・足・頭部には反射区が存在あり、全身の各部位や臓器の反射区が存在しており、手指を用いてそれぞれの反射区を刺激する事により、それに対応している身体器官に刺激したのと同じような効果が得られ、身体の血流が良くなり、老廃物の排泄効果が高まり、代謝も促進され、人間が本来持ち合わせている「自然治癒力」を最大限に引き出し、健康の回復・維持・増進を図るものです。
また、ストレスなどで疲れた心と体に深いリラックスを与える事が出来、自己治癒力が回復され、
全身の活性化をはかり、バランスを整えていきます。それにより体の不調を解消しようというものです。
また、手で触れられているという安堵感、幸福感による深いリラックス効果もありますので、身体のみならず心にも働きかけます。
リフレクソロジーは本来、ホリスティック(全体的)アプローチ
を基にした自然療法です。医療とは違って特定の病気を治療したり、診断・処方をするものではありませんが、様々な症状に効果があることが臨床されています。適切な施術を定期的に受けることにより、健康維持・病気の予防にも役立ちます。
「日本リフレクソロジスト認定機構」(以下JREC)は、日本国内でのリフレクソロジーの普及と発展、またそれを担うリフレクソロジストの地位向上と、さらなる活躍の場を図ることを目的に、1999年8月に発足しました。
JRECでは、トリートメント技術に加え、身体の仕組みと栄養素の働きについての正しい知識を持ち、健康的な生活の維持のための的確なアドバイスまでトータルで行える人を「リフレクソロジスト」として定義します。
JRECでは、プロとして必要な知識と技術を修得した方にライセンス認定試験を実施し、合格登録後のリフレクソロジストの育成、活動支援を行っています。また、ホリスティックセラピーの観点から、自然療法、各種セラピーの活用も提唱し、それらの学習機会を提供しています。